説明

こちらは、ビーズアート・天然石ブレスレット制作販売Art & Craft NAUS(ナウス)です。
といっても未だネットショップを展開できておりません(^_^;)なので今は、制作の日記を中心に活動しております。
今年度中にネットショップを展開できるように只今勉強中のrevy。今後どうなってゆくのかこうご期待ください。

最近は大体毎日更新していますが、土曜、日曜は外出気味なのでブログアップはお休みしてます。
更新時間はちょっとまちまちです。

最近はビーズフィギュアという新しい分野を開拓中です、こうご期待ください。

2012年12月27日木曜日

イタリア・フランス旅 1

昨日の夜、私の社宅第一階段、および第二階段だけピンポイントで停電しましたよ。
もおお古いにも程があるって!!


懐中電灯なるものは常備していないのですが、
蝋燭がたくさんあったので一時間弱それで過ごしました。


スコンスみたいな蝋燭立てを持ったままお外に出てしまい、
近隣住民に普通に話しかけてしまってましたが
・・・よく考えたら、いつの時代の人?って思われたかもしれませんね。はずかしい。


大元の配電盤が原因らしいのですが、ショートしたのか落ちたのか分からず仕舞い。
お蔭で、今日の朝は腰が痛いです。
復旧した後、湯船に入って温まったのにも関わらず部屋が寒くなってたもので・・・


古い建物にお住まいの方は、可能性としてこういうことも無きにしも非ずです!!
というか、持ち家だったら絶対ありえないであろうことが多すぎるぜ!!

その分だけスリル満点ということですね(笑)


+++++++++++++++++


さて、与太話が長すぎました。
今日はイタリア・フランス旅の模様を書いていこうと思います。

この旅に関しても、じっくりゆっくり決めたというわけれではなくて
行きたい場所が組み込まれているツアーを見つけて行ったという感じでした。

その他に行くところの半分くらいは、実はパンフレットをちゃんと見ていなくて、
当日に「ここ行くのか!!」と知った感じで・・・


ある意味弾丸ツアー(笑)


関西国際空港からフランスのシャルル・ド・ゴール空港を経由して、
イタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港へ飛ぶ経路です。

ナポリのホテルに着くまでの移動時間、なんと14時間!!
そのほとんどが、飛行機の中!!


空の上から結婚式をしたホテルが見えて、


テルマエ・ロマエを飛行機の中で上映していたのでそれを見ながら外を見たら
もう真っ暗になってました。
次の日からローマに行きますからね、ちゃんと見ておきたかったので
眠かったけど、しっかりみました(笑)

日本を出発したのは2時くらいだったんですが、結構早い時間に暗くなるんですね。。。

飛行機の中ではあんまり眠れず、です。
ナポリのホテルに着いたのは、現地時間22時半頃でした。
日本時間でいうと、午前3~4時くらいでしょうか。

けれども、着いてからはちゃんと睡眠がとれるので
ヨーロッパの時差ぼけというのはそんなにきつくはないのだとか。

そんな感じで、一日目は移動&睡眠で終了!!
遠いところに行くときは移動で二日間見ないといけないのはこういうことなのかと
身を以て知りました・・・

さてそして二日目の朝。
食事はこんな感じでした。


パン、ハム、チーズ、菓子パン、ハム・・・
生野菜がない。

そう、向こうでは朝は野菜が出ないんですね。
ホテルのグレードにも関わってくるのかもなんですが、基本的に朝はどこでもこんな感じでした。
この日から、私たちはフランスに行くまで食難にみまわれることになります・・・


ご飯を食べたあと、さっそくナポリ市内を通ってカプリ島への船の発着所へと移動です。
イタリア初日は、有名な「青の洞窟」観光とポンペイ遺跡観光でした。


晴れです。青空に赤レンガが良いコントラスト・・・

かわいい街並みの特徴は石作りの建物と、洗濯物。

ナポリは洗濯物をちゃんと外に出して干す派。

これが、フランスでは絶対に外に干さないのだそうです。
景観が崩れるからというのと、フランスは乾燥しているので
部屋で干してもすぐに乾くらしく、街並みも雰囲気も国では全然違うことが分かりました。


船の発着所・・・名前が分からなくなった(涙)
なので割愛しますが、発着所の真ん前にはヴェズビオス火山が綺麗に見えました!!

でもわたしには会津磐梯山と猪苗代湖にも見えてしまいました(笑)
形が似てるもので。。。


海もこの時期には珍しく風も吹かない波も立たない好条件。
実は、最初に行った青の洞窟・・・11月12月など冬の時期は中に入れる確率が
なんと20~40%なのです。

一か月に一回か二回入れるか否かの確率しかないのです。
私たちもツアー会社からその旨は聞かされていたのですが・・・
なぜかその話を聞いたとき、入れないという気がしなかったんですよ。


そしたらこの快晴と海。

ここはサンタルチア地方・・・聖ルチアという海神がまもる地域だそうです。
ルチアさんって人は全然知らないけど、このときばかり感謝しました。



カプリ島到着。
そして青の洞窟ツアー受付場へ移動です。
ここでその日洞窟へ入れるか否かが決定するのですが・・・今日は・・・





やった!!オープン!!入れる!!!!
奇跡的に入ることが出来ました!!

これは本当奇跡らしいです。


この11月、洞窟に入れたのは私たちがカプリ島へ渡ったこの午前中のみだったようです。
この日の午後からは海が時化てしまい、午後だったらもう無理だったそう・・・


いやーよかったです。
そんな感じで洞窟のあるポイントへ移動。

ここです。

小っちゃい・・・
手前の船に対してもこの船が入れるぎりぎりのスペースしかないじゃないか。


実際、入る瞬間がこれだ・・・!!

天候、潮の条件が合わないとなぜ入れないのか。
それは洞窟の入り口がこんなに狭いので
天井を押して、船を沈ませながら入らないと絶対に中に入れないからなんです。

そんな無理くりはいる感じなんだとこの時添乗員さんの説明で初めて知りました・・・!!


わーきゃーめっちゃ怖い思いをしながら入って撮った写真。


めっちゃ青!!

ぶれてますが、まっさお・・・
底地の砂が白く傾斜があるため、光を反射してこんな美しい色が出るようです。

でもこの何とも言えないブルー、カプリブルーです。
これが難なく見れたこと、本当感謝ですね。

カプリ島の港のコンクリート壁に聖ルチアが祀られたのを見つけて
洞窟から帰ってきたあと思わずその祠に合掌してきちゃいました、日本方式のお祈り(笑)



そのあとはちょっと散策タイムを頂いて、お昼ご飯をカフェで食べてみました。
しかし頼んだあとに気が付いたのですが、
・・・ツアーのほうで昼ご飯用意されていたのです・・・・

なのでこの日は四食も食べてしまいました。もう小麦粉攻めでお腹が爆発しそうでした。



これは、歩かなければやばい。
ということで、午後はポンペイ遺跡見学です。
私たちが歩いたのは遺跡のほんの一部ですが、それでも相当な距離を歩いた気がします。


ポンペイ遺跡、入り口。
ポンペイとは、紀元後79年のヴェズビオス火山噴火の際、
火砕流と火山灰によって地中に埋もれた町です。

18世紀に発掘が始まり、今はユネスコ世界遺産に指定されています。


入り口から見た遺跡。
結構そのまま残っているんですね。


だいたい、当時の生活の感じが見て取れます。
これは一般市民の民家あと。
大きい壺とか部屋の間取りとか天井はないにせよ、本当そのまんまで。
自然災害で一瞬にして多くの命が消えたんだということを今に伝えています。


これは車道です。上・奥側が歩道にあたります。

そして真ん中の置石は、なんと横断歩道。この石と石の間を荷車等が通っていたんですね。
歩道と車道・・・結構高低差があるんですが、
これは当時車道が「汚水」を流すところでもあったからなんだとか。
なので絶えず車道は汚水浸し・・・だから飛び石のように横断歩道があったわけです。

あと、写真手前・右側の車道に白い石が埋め込まれています。
これは大理石で、
夜道が暗くても月明りで「ここが車道」とわかるように埋め込まれていたようです。

これが、ローマの技術か・・・!!
日本が弥生時代くらい?だったのに、こんなぴっちりに石も組めてこんな工夫もあって・・・
この写真一枚だけでも恐ろしく文明が発達していたんですね。



そしてその文明の高さとしてとてもびっくりしたのが、これ。
写真真ん中にある管みたいなもの、これはなんと水道管なのだそう。
裕福な家庭にはこの水道管は直接引かれていて、水を汲まなくても飲めたそうです。

しかもY字路の中心には必ず水道場が設けられていて、
道路の汚水を流すと同時に生活飲料水としてもしようされていました。

ローマの技術力、たかすぎ。


で、もっと驚いたのは、テルマエ(共同浴場)が残ってたということです。

テルマエ、入り口。
中に入ると、まず体を動かして汗をかくためのスペースがあります。
今はお庭になってたので割愛。


次に内部散策。
上写真は、男性用水風呂。


天井壁画も残っていました。
この土地独特の蔦?草の文様が見て取れます。

水風呂から中温部屋を通って、高温部屋の浴槽へ入ってきました。
高温部屋というのはその名のとおりあついお湯のお部屋。
周りが石でできているため、足元が熱くなるのを防ぐのにこんなものがありました。


大理石の噴水?といったらいいのか。
とかく、この中心から足元が熱くならないように絶えず水をながしていたそう。

ざっと流してみましたが、テルマエはちゃんと考えられた機能的なお風呂だったんですね!!
しかし現存しているテルマエは少ないそうです。
タイムリーなときに見に行けてすごい勉強になりました。


その他、アポロン神殿

中央広場、から見たヴェズビオス火山




遺跡とともに、火砕流で亡くなられた方も展示されていましたが、
悲痛な顔なのでここには載せないことにします。

本当亡くなった瞬間で時間が止まったかのような状態なんです。

遺体は火山灰で埋もれてそのうちわずかな骨だけになっていきますが、
人の形をした空洞だけが残るので、そこに石膏を流して、固めたものが展示されています。

だけど、苦悶の表情は二千年経った今でもそのまま。
暮らしぶりが鮮明に残っているだけ、
この火山噴火が酷いものだったというのがよくわかりました。


ところどころクローバーが生い茂っていて、
その場だけが生き生きとしているかのようでした。


大規模な場所の遺跡観光ってすごいですね。
昔の人の考えや暮らしぶり、生活の知恵なんかを見ると圧巻です。

一日どんなだったか記事にするだけで、こんなに長くなるのもないですね。
イタリア二日目は、ローマ観光です。


きりがいいのでまた明日!!


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2 件のコメント:

  1. 経路はイタリア レオナルドダヴィンチ空港(ローマ)経由ナポリ着です。by 同伴者

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